keep track of 「把握する」

● 今日の表現:「把握する」

○ 例文:
自分が使うお金を把握しておくのは大変なんだよぉ。

=====【Thinking Time】=====(注:イメージを膨らませ、英文を作ります)

今日の例文は...
「いや、そんなこと言ってもねぇ。いつ、いくら使ったなんて、
いちいち憶えてられないよぉ」
「自分が使うお金」は、the moeny that I spend を使いました。

今日のイメージは...
「保持する + 跡」です。イメージしました?
「英語袋」の中から、自分の「イメージの単語」を探してみてくださいね。
(-.-;)y-~~~

=====【Thinking Time】=====(注:英文が出来るまで、下を見ちゃダメよ!)
(英語の例文は、表現の一例です。あなたのイメージした文が一番ですよ!)

● 今日の表現:「把握する」
keep track of

○ 例文:
It's hard to keep track of the money that I spend.
自分が使うお金を把握しておくのは大変なんだよぉ。

「keep track」英語のイメージはなんとなくつきやすいですね。
track は、陸上競技で走るときのアレですよね。(笑)

track を使った言い回しをちょっと見てみましょう。

keep / lose track
It's difficult to keep track / I don't want to lose track of ~
知り続ける、把握する ⇔ 分からなくなる、見失う、

まずは、今日の例文から。日本語の動詞だけで、「把握する、分からなくなる」
と覚えても実際には使いづらいですよね。

いろんな事が次々とあったときに、その足跡はちゃんとたどれるか?
たどれれば、keep 、たどれないと lose ですね。日本語で覚えない方が
うまく英語を話せると思います。

right / wrong track
We're on the right track ⇔ wrong track.
良い結果がでるやり方をやっている ⇔ 失敗するやり方をやっている

正しいトラックを走ればゴールに行けるが、間違ったトラックなら、
いくら走ってもゴールには行けませんよね(泣)
努力は認めるが、結果は出ているか?
そんなとき、track を使えば、やんわりとアドバイスが出来ますね。

fast-track
They are introducing a fast-track procedure for ~
とても早い方法でやり遂げたり扱ったりする

これは、2000年頃、ある本をきっかけに、はやった言葉
ではないでしょうか?本を読んだ人は、イメージはバッチリですね。

have the inside track
He thinks I have the inside track with the director.
他の人が持ってない特別有利な関係・位置にいる

先週、新聞を賑わせた インサイダー も、これに近いイメージですね。
いかがですか、track を使うと、言い難い表現でも、サッとイメージ出来て
相手に伝わりやすい表現に早変わり。

たくさんのイディオムに引用される名詞は、本当に要注意です。
ネイティブに通じる英語を話す人は、実は、こんな表現を多用してるんですね。
うまく使いこなせれば、あなたの英語も簡単にネイティブに伝わりますよ!