ワールドシリーズ第3戦で登板した松坂投手のコメントです。
"The team won and I didn't end up being the one to stop our momentum.
So in that sense I feel very relieved."
Reuters 2007 Oct 28
編集後記でご紹介しますね。
(日本語を読むときも、英語を想像しながら読むと効果的です)
A: その2チームは最後の回まで大接戦でしたよ。
B: エンジェルスが大勝するだろうと思ってたんだけど。
A: そのサッカーの試合を見ましたか?
B: スコアは7対6で私達(のひいき)が勝ちました。
A: フランスとブラジルのサッカーの試合は引き分けでした。
B: その試合は見る価値があったかい?
おぉっと!まだ、下の「英文」を見てはいけません。
見る前に、ちゃんと自分で「英語」で言ってからですよ。
(あなたの、表現が一番です!自信をもって話しましょうね)
英文を考えましたか?、英語で言ってみましたか?
(すぐに言えました?、ちょっと考えてしまいましたか?)
ハーイ、それでは、ど~ぞ~
【英文+解説】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日本語を読むときに、「自分だったらどんな英語を話すかな?」と
想像しましたか?英文が違ってても気にすることは全くありませんよ。
A: The two teams were neck to neck until the last inning.
B: I thought the Angels would win by a landslide.
neck to neck
neck and neck という言い方もあります。
もともとは、競馬の「首の差」
から来た表現のようですね。
(競馬の着差は、「ハナ、アタマ、クビ、馬身」で表すそうです)
win by a landslide
landslide は、言葉の表面は、「地面・滑り」ですが、
なぜか、「圧倒的な勝利」という表現に用いられます。
特に、選挙の時に使われるようです。
A: Did you watch the soccer game?
B: The score was seven to six in our favor.
soccer
サッカーという言葉は、日本やアメリカではよく使われますが、
他の多くの国では「football」の方をよく耳にします。
ワールドカップも国際サッカー連盟:FIFA
(Federation Internationale de Football Association)
ですね。
アメリカでは、football は、American football を指す場合が
多いようです。
英語を話すときに、アメリカ人と、他の英語圏の人で、
単語がかみ合わないときがありますが、
特に、スポーツの話題では、異なることが多い気がします。
The score was seven to six in our favor
「7対6でこっちが勝った」という時に、よく使われます。
(○○ to △△ と、to を使います)
スコアは、大きい数字や、自分側を先に言うことが多いと思います。
score には、前置詞「in、on」がよく一緒に使われますね。
前置詞の基本のイメージは、英文の解釈にとても重要です。
すんなり理解できるようになるのに、こちらがオススメですよ。
こちらです ⇒ 英文法解説
in our favor
favor は、英会話ではとっても大事な単語です。
favorite でおなじみの「好き、好意」の感じがあります。
良く使われるのが、「お願い事を頼む」ときですね。
I have a favor to ask you.
Would you do me a favor?
お願いがあるんだけど
in favor of ~
という表現も良く使われます。「~側に有利」な内容を表します。
The jury found in favor of the defendant.
陪審は被告を勝訴とした
plaintiff 原告 ⇔ defendant 被告
( accuser 原告 ⇔ the accused 被告)
A: The soccer game between France and Brazil was a draw.
B: Was the game worth watching?
draw
draw は、ゲームでは「引き分け」ですね。
win「勝ち」、lose「負け」とともに、覚えましょう。
worth watching
worth「価値がある」は、このように、後ろに動名詞をともなって、
「~する価値がある」と表せます。
とっても便利ですので、早速使ってみてくださいね。
Rome is a city worth visiting.
ローマは訪れる価値のある町だ .
This book is worth reading.
この本は読むだけの価値がある.
参照:New College English-Japanese Dictionary,
6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998
動名詞、現在分詞は上手に使うと、コンパクトで切れのある
英語っぽい表現になります。分かり易い説明はコチラです。
こちらです ⇒ 英文法解説
おまけ:
体の部位を使った英語表現はたくさんありますよね。
今回は neck が出てきたので、
特に良く使われる英語表現をおさらいしましょう。
a pain in the neck
いらいらさせること、やっかいなことを表します。
(be) up to the neck in ~
問題ごとに巻き込まれて、逃れられないようなことを表します。
(自分の体が「問題ごと」にクビまで浸かっているわけですね)
聴くだけで学習できる、工夫された英会話教材スピードラーニングなら、
無理に日本語を介さなくても、自然に身に付きますね。
【編集後記】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
レッドソックスがロッキーズを相手に4連勝し、
ワールドシリーズを制覇しましたね。
日本人選手も松坂、岡島、松井(稼)が出ましたので、
テレビやニュースでも話題になりました。
松坂は甲子園春・夏連覇、日本シリーズ、
2006年のWBCそして、2007年のワールドシリーズと、
「取れるものは全部取る」ような活躍です。(笑)
でも、そんな松坂も、プロに入った頃は、大舞台に打たれることが
多かったんですね。
ワールドシリーズ第3戦で登板後に、こんなコメントをしています。
"The team won and I didn't end up being the one to stop our momentum.
So in that sense I feel very relieved."
Reuters 2007 Oct 28
コメントの内容は、
The team won チームは勝ちました
and そして
I didn't end up ( being the one ( to stop our momentum)).
I didn't end up 私は ~ で終わらなかった
( being the one その人である
( to stop our momentum )). 我々の勢いを止める
So だから
in that sense / I feel very relieved. そんなわけでほっとしています。
英語のニュース、特に「選手のコメント」では、
英会話の勉強に役立つものが多くあります。
使われる単語も、会話でよく使うので、すぐに役に立ちます。
end up
momentum
sense
relieved
プラス、基本の英文法の知識があれば、理解しやすくなります。
end up という表現の後は、動名詞をとる
(who be) the one という表現の後に、不定詞で形容する
relieve 「安心させる」という(感情に関する)他動詞は、
過去分詞形が形容詞でよく使われる。
どれも、会話でとてもよく出てくる、文法事項ですので、
学んだ瞬間、すぐ応用できるはずです。
こんな、実践に役に立つ英文法を、
とても解り易く紹介しているのが、オススメしている
「分かる!解ける!英文法!」セミナーです。
学生のころ「丸暗記」を強いられ、英語がちっとも伸びなかった、
Ken Adams こと鈴木さんが、
「英語を理解するための工夫」
を伝えるために作成した全く新しい英文法セミナーです。
英語の一番初歩の「品詞」と「文型」から、丁寧に進みますし、
基本と理由を用いて「不定詞、分詞、関係詞」などの
難しい分野への理解につなげていきます。
あなたが、もし、英文を読むときに、
「単語の意味」から「文の意味」を想像していると、
思わぬ勘違いをすることがよくあります。
~~~~~~~~~
逆に、文の構造と品詞をしっかり理解していれば、
少々、単語が分からなくとも、勘違いしないものです。
ぜひ、英文法をきっちり理解して
英語のニュースを読めるようになってくださいね。
講座内容の説明もありますので、一度、目を通してみてください。
こちらです↓
文法セミナー ⇒ 英文法解説
英語が苦手だったのに、偏差値が半年で45⇒72に、
TOEIC は「満点」、そして英語も話せるようになった
「英語の構造」の理解の方法です。
私も、この方法を応用して、レッスンに使っています。
この文法セミナーを読んだ感想は、こちらです。
こちら →< http://denaoshi.chot.biz/2006/11/post_609.html >
ご質問は、
こちら ⇒ http://denaoshi.chot.biz/2006/04/post_43.html
より、お気軽にご連絡くださいね。
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