===[読者さんからの質問:ここから]===
半月くらい前からサイトを拝見させて頂いております。メルマガも登録させて頂いてます。
一つ質問なのですが、今回「続ける」という事で
《carry on》、《go on》、《keep on》と3つ出てきましたが
それぞれの使い分け方とかあるのでしょうか?
それとも、どれか一つで全てのシーンで使えるのでしょうか?
具体的に説明して頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。
===[読者さんからの質問:ここまで]===
まだまだ「出直し」の利千家にはとても答えられません!
さて、ご質問の件なのですが、はっきり申しまして、私には「具体的に説明」出
来るほどの英語力はございません(泣)
聞いたり、見たりした時、「意味」は少しは分かるかもしれませんが、自分で使
いこなすまでは、とても出来ません。
ましてや、「具体的に説明」は不可能です。ゴメンなさい。
ただ、それでは、なんですので、私個人の現在のレベルでの、3つの受け取り方
を、(自分の勉強として)自分自身、考えてみました。
従いまして、以下の文章は参考になさらないで下さいね。
まず、メルマガでも書きましたように、on には、「接する」感じから、他の動
詞と結びついて、「持続」するイメージを表すものがいくつかみられます。
ですので、この3つだけでなく、まだ他にもあります。(on 自体が「続く」イ
メージを「この場合」は持っているということですね)
次に、この3つ表現は、かなり意味は近いようです。ただ、動詞が違いますので、
ニュアンスはその動詞の違いから、「若干違いもあるのでは?」と私は思ってい
ます。
この、「言葉が違えば、ニュアンスも変わる」は正しいときもあれば、そうでも
ないこともあります。
(日本語に置き換えてみてもそうですよね。意味は似てても言葉が違えば、意味
も違うこともあれば、そう言えない事もある)
そのことを、踏まえて、あえて私のニュアンスを書くとすれば、
go と carry では、carryの方が、内容や感じ方に「重み」がある気がします。
例えば、ただ、「行く」のと、「運んでいく」の感じの違いですね。
従って、どちらでも使えるような文章なら、その重みの違いで言葉を選ぶと思い
ます。(実際は全く等価か、違うのか、私には分かりません)
次に keep ですが、これは、上の2つが「動き」の動詞に対して、「動きはない、
保持」の動詞ですね。そこからのニュアンスの違いがあると私は思います。
(実際は違いなどないのかもしれません)
適当な例は、全く無いのですが、例えば、こういう例を考えてみました。
go on moving
carry on moving
keep on moving
上の例で、私の中で、容易に、しっくりくるのは keep on moving です。
「現状に留まってはいけないから、行動を起こしている」自分に対して「そのま
ま、止まらず、動き続けろ!」という感じがします。
現状、動いているのを認め、そしてそれを「続けろ」という感じですね。
carry や、go の場合は、「今現在、動いてる」ような感じが、keep よりも、し
ません。
「以前は動いていた」が、今現在は「動いていない」、その今の状況をみて、「
動き続けろ」という感じもします。
いかがですか?
今日は、質問のメールを頂いてから、ずーと今まで、このことを考えていました。
ひとつの表現でも、自分の中で、「腑に落ちて」それから使いこなせるようにな
るまでには、私の場合、とても多くのインプットを必要とします。
インプットの多くは、ドラマや映画です。ネイティブが、いつ、どんな状況で、
どんな気持ちの時に、どんなふうに伝えたいから、その言葉を選んだ。そして、
相手は、その言葉をどう受け取った。
そのインプットの繰り返しがないと、私自身、「言葉を操る」ことは出来ません
し、ましてや、他の表現との違いや、人に説明することもとても出来ません。
まる一日、気にして、考えて、やっと書けた内容が、これだけのものです。本当
にお粗末です。申し訳ありません。
===[読者さんから返答を頂きました:ここから]===
利千家様、早速のご回答ありがとうございます。
メルマガを拝見させて頂くようになってから、その日の例文をノートにまとめる
のが日課になりました。
実は、ご回答をまっていたのです。本当にありがとうございます。
ご説明頂いたように、
《go》《carry》は「行く」「運んでいく」のような実際の動き
《keep》は「状態」の持続
とイメージが掴めました。
とは言いつつも、状況を判断して使い分けが出来なくて、いつも同じフレーズを
言ってしまいそうですが・・・
※《carry on》ですが、「ジュラシックパーク3」の中で使ってました!
メルマガを読んだ後にたまたまDVDを見たのですが、主人公達がジャングル
で休憩していて行動を再開する時に、「Let's carry on ! (さあ、行こう!)」。
やはり、ご説明にあった通り止まった動きに対して、再開させるという意味合
いが含まれているのでしょうかね。
これからもメルマガしっかり拝見させて頂きますので、よろしくお願いします。
===[読者さんから返答を頂きました:ここまで]===
まさに、そうではないでしょうか!そして、セリフを言った方は、少し「困難」
をイメージしていたのではないでしょうか?
一つ、不思議な話です。私も多くの生徒さんも経験してます。私が取上げる表現
は、私の経験から「よく聞いた」ものです。
そして、「学校」では習わない表現が多いです。
最初「今まで聞いたことの無い表現」が、私が紹介した後、「映画で使ってまし
たよ!」、「すごく、言ってますね」ということをよく聞くんです。
これは、「知らないから耳に入らない」→「知ったらよく聞く」の変化です。
実はよく使っているけど、知らないため、耳に残らないのですね。そして、この
「気付き」が始まると、「映画」がとても楽しくなるんです!
これからも、ぜひ、自分でたくさんのインプットを増やし、自分の中に、言葉の
「ものさし」を作ってください。
周りが何と言おうが、辞書や教科書になんて書いてあろうが、最後に頼れるのは
自分の「判断・ものさし」だけなのです。
「映画・ドラマ」をたくさん楽しんで、自分のお気に入りのクールな表現を使う。
これが、私の英会話の究極の楽しみ方なんですね。