飛行機に乗り込み、自分の席に座り、荷物を置いたら、ようやく少し落ち着けますね。
英会話に興味があるなら、離陸前の「英語のアナウンス」をよく聞いてみるのも、勉強になりますね。
A: シンガポール航空にご搭乗頂きまして誠にありがとうございます。
A: We are delighted to welcome you aboard Singapore Airlines.
動詞は、delight で、「(人を)喜ばせる」ですね。
感情の表現は、「受身、過去分詞:形容詞」でよく使われますね。
I'm delighted to have a chance ...
、、、機会が持てて嬉しいです。ちょっとフォーマルな感じに良いですね。
似た感情に、pleased 、glad 、happy などありますね。
welcome aboard は「決まり文句」ですね。
aboard で、「船(飛行機、列車、バス)に乗る」という意味で、
welcome aboard「ご搭乗ありがとうございます」という感じですね。
会社に(新しく)入ったときにも、言われることがありますね。
A: 345便は5分後に離陸いたします
A: The flight 345 is taking off in five minutes.
服や靴を脱ぐのも take off でしたね。
体に付けるもの、はずすものは、服・帽子・靴・眼鏡・指輪などかかわらず、
put on ⇔ take off
で、OKなので、便利ですね。
take、 put、 get などの動詞は、このパターンで会話でとてもよく使われる表現ですので、
丸暗記でなく、基本動詞、前置詞、副詞、を理解して下さいね。
A: シートベルトを締めて、座席をまっすぐな位置にして下さい
A: Please fasten your seat belt and put your seat in the upright position.
fasten は、動詞で、「留める、締める」ですね。
fasten - fastened - fastened
になりますね。
fastener ファスナー と言えば、ピン!と来ますね。
ところで、fast は、「速い」という形容詞、副詞ですが、
もう一つの意味は、「しっかり、固定した」という意味がありますね。
The door is fast against the wind.
ドアはしっかり閉まっている。Hold the door fast against them.
ドアをしっかり閉めとけfast は、動詞では「食べてない、断食」ですね。
breakfast 朝食が、break(やめる)fast(断食)の意味から来ているので、覚えやすいですね。
このように、英単語は「単独、日本語訳」で覚えるより、関連の言葉と組み合わせるほうが、ずっと記憶に残りますね。
upright は、「まっすぐ」という感じですね。
きちんとしている感じも、ちょっと伝わりますね。
upright piano と、ネイティブに話した時、???という顔をされたことがあります。
日本ほどは、呼び名がポピュラーでないのかもしれませんね。
A: シートベルトを締める時、カチッと音がするのを確認して下さい。
A: When you buckle up the seat belt, make sure to hear the "click".
こちらは、ベルトを締めるのに、 buckle up を使っていますね。
buckle は バックル・留め金ですね。
このように、動詞でも使えますね。
sure は「確か」ですが、このように、make sure の形で、
「ちゃんと確認する」と、会話でとてもよく使われますね。Make sure to turn off the lights before you leave.
出る前に灯りを必ず消してください
B: すみません、あの、いつ座席を後ろに倒しても良いでしょうか?
B: Excuse me, but when can I get my seat back?
get my seat back
put your seat in the upright position
taking off
など、基本動詞 + 前置詞、副詞の組み合わせが出てきましたね。
あれ、この日本語、「英語」で何て言うのかなぁ?
英会話を勉強していると、よく思うことですね。
英語を話すとき、「どの動詞を使うか?」が、カギになるのですが、、、
自分が話している日本語の「動詞自体はっきりしない」ことが会話ではよくありますね。
英会話では、
have, get, take, make, put, give
など、とてもよく使われますが、これらの動詞も「コレッ」と言って、はっきりした意味がありませんね。
どちらかと言うと、「曖昧あいまい」ですし、
だからこそ、会話の状況で、いろんな意味に使えるわけなんですね。
プラス、前置詞・副詞を伴うことで、その利用範囲が掛け算のように広くなっていくわけですね。
例えば、あなたが
up, down, in, out, on, off, ahead, back, behind
before, after, by, away, around, across, over, through, ...単体を見ただけで「ある程度のイメージ」が浮かぶようになれば、しめたものですね。
あとは、get, take, put のイメージと掛け合わせて、
あなたなりのイメージを持てれば、
「 日本語訳を覚えなくても、使いこなすことが出来る 」
ようになるわけですね。
get + in, out, on, off, up, down, ahead, behind
なら、人の移動、状況の変化を伝えられますね。
put + in, out, on, off, up, down, ahead, behind
なら、モノの位置、移動を伝えられますね。
モノには、物体だけでなく「考え、予定、行動」など様々ですね。
そして、それらが、文脈に従って、さまざまな日本語として現れたわけですね。
大事なことは、
「 日本語訳に惑わされるのでなく、
各々の基本の意味から、あなたなりのイメージを使って派生させる 」ことですね。
多くの場合、この方法で使えるようになることが多いんですね。