私が、生徒さんに英会話を教えるときに、一つ注意している事があります。
それは、英語を「学問的に扱わない」ことです。
「英語を話したい」と思い立って、いらっしゃった生徒さんたちです。
そこで、また、「学校の勉強」のようなことを強要しても、
やる気がなくなってしまいます。
でも、実は英会話と言っても、英語の文法、特に基礎はとても大事です。
先日、日本語教師の方と、「会話の指導法」についてお話していたのですが、
母国語でさえ、「文法」を学習した事が無い方に、語学を教えるのは
とてもムズカシイし、修得も遅いと言ってました。
ただ、本当に初心者に必要な「英文法の基礎」を学べる参考書は、
なかなかありません。
学校の授業、大学受験の英語自体が、かなりレベルが高いので、
その問題が解けるような解説の文法書になります。
だから、基礎から、簡単に、じっくり、一から学びたい初心者には
不向きなわけです。
さらに、分からないことがあっても、調べる手立てがありません。
英語の文法を理解するには、2つのコツが必要です。
・ 一つずつ積み上げていく。基礎を抜かすと先々、歯が立たない。
・ いくつかに分かれている項目は、実は関連性があるので、それを理解する
すなわち、いろんな項目をバラバラに教えたり、基礎を省いては
いけないんですね。
全体を見据えて、一つ一つ、関連性を気付かせながら、教えいくことが
大事なわけです。
バラバラな理解では、「応用が利かない、忘れやすい」ということがおきます。
私の学校での英語の理解が、まさにこれでした。
「関連性が見える」、「基礎から積み上げる」、「トータルで考えられる」
こんな力が着くと、英語はとっても楽しくなります。
自分で扱えるようになるわけです。
英語の文法を、もう一度一から、きっちり修得したい!と思っている方に
唯一オススメできるのが、Ken さんの
「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」
です。
2ヶ月間に渡って、メールと音声にてしっかりと英文法の1から
教えてもらえます。結果、
・英語の構造がしっかり分かるようになる
・TOEICなどの文法問題が解けるようになる
・リスニング、リーディングが上達
・英会話も上達
ということですね。
「基礎から、一から」と言っても、キッチリやれば本当に、中級、上級の
力が着きます。それだけ、先に述べた、「基礎から」と「関連性の理解」は
大事なわけです。
私が「分かる!解ける!英文法!」を読んだ感想は、こちらです。
こちら →< http://denaoshi.chot.biz/2006/11/post_609.html>
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http://denaoshi.chot.biz/J/2006/11/06.html