hand over 「引き渡す」
● 今日の表現:「引き渡す」
○ 例文:
船長は、彼の船の指揮権を引き渡すのを嫌がった。
=====【Thinking Time】=====(注:イメージを膨らませ、英文を作ります)
今日の例文は...
航海の最中に、組織の大型改革が断行!新しい組織から、急に人事異動が発令さ
れてしまった。いったいどういうことだ!この船は私そのものだったのに...
「嫌がった」は (be) unwilling to (do) を使いました。
今日のイメージは...
「手渡す+前置詞(越える)」です。イメージしました?
「英語袋」の中から、自分の「イメージの単語」を探してみてくださいね。
(-.-;)y-~~~
=====【Thinking Time】=====(注:英文が出来るまで、下を見ちゃダメよ!)
(英語の例文は、表現の一例です。あなたのイメージした文が一番ですよ!)
● 今日の表現:「引き渡す」
hand over
○ 例文:
The captain was unwilling to hand over the command of his ship.
船長は、彼の船の指揮権を引き渡すのを嫌がった。
今日も over です。over には、「越える・全体」という意味がありますね。今
日は、「人を越えて、モノが引き渡されます」
今日の例文では、自分が持っていたモノ「船の指揮権」を手放さなくてはいけな
い状況ですね。
unwilling to は、見慣れない方もいらっしゃるかもしれません。でも、大丈夫。
will は 「意思」というのは聞いたことがあると思います。unwill は、その反
対のような気がしますね。見慣れない文字があっても、まず、自分で意味を「想
像」してみましょう。一度、自分で想像できると、その後で、辞書を調べると、
とても印象に残りますよ。
これは、「語源」を使った単語の勉強にも通じますね。英語の単語・言葉がとて
も面白く思えてきますよ!
さて、hand over ですが、今日の例文のように、「権力」や「責任」を委譲する
ときに使います。
もらった側は、その責任を負うことになります。例えば、
「ビジネス・事業を譲った」、「落し物を届けた」、「決議文を渡した」
こんな時に hand over は出てきます。この表現が出てきたら、「何」を引き渡
したか、もらった側は責任のある人か?などをチェックしてみましょうね。