be dying to「死ぬほど~したがる」

● 今日の表現:「死ぬほど~したがる」

○ 例文:
彼らはとってもここから出て行きたがっている。

=====【Thinking Time】=====(注:イメージを膨らませ、英文を作ります)

今日の例文は...
若い人は都会にあこがれるんじゃよ。この村にいても仕事もないしのう...
「出て行く」は、get away from を使いました。

今日のイメージは...
「死にそうなくらい」です。イメージしました?
「英語袋」の中から、自分の「イメージの単語」を探してみてくださいね。
(-.-;)y-~~~

=====【Thinking Time】=====(注:英文が出来るまで、下を見ちゃダメよ!)
(英語の例文は、表現の一例です。あなたのイメージした文が一番ですよ!)

● 今日の表現:「死ぬほど~したがる」
be dying to

○ 例文:
They're dying to get away from here.
彼らはとってもここから出て行きたがっている。

「とっても、しきりに~したがる」を日本語でも、
「死ぬほど~したい」と言いますね。
私には日本語にも英語にもこんなそっくりな表現があるのが不思議でたまりません。
どちらがまねたのなら分かりますが、
人の行き来もなかった遠い昔に同じ表現があったのなら、
人ってみな、おんなじだなぁ~と思うんです。

dying が出てきたので、
今日は、いつも混乱しそうな
die, dying, dead
の使い方を整理してみましょう。

彼(He)には申し訳ないのですが、
He さんに登場してもらいます。
時間経過とともにどんな表現が使われるか見てみましょう。

1.He will die. 「彼は死ぬでしょう」(die:動詞)
不治の病にかかってしまいました。
医者が宣告するような表現ですね。

2.He is dying.「彼は死にそうだ」(die:動詞)
衰弱しきっています。回復する様子が見られません。

3.He died.「彼は死んだ」(die:動詞)
亡くなった行為・動作を伝えています。

4.He is dead.「彼は死んでいる」(dead:形容詞)
この表現は、彼の様子を伝えることになります。

3.と4.が分かりにくいですね。
こういう状況を想像してみましょう。

3.質問した人は、彼が具合が悪いことを知っていた。
そこで、答える人は「彼の行為・動作=死んだ」を報告した。

4.質問した人は、彼にしばらく会っていなかったので、
「彼はどうだい?元気かい?」と尋ねた。
そこで、答える人は「彼の様子・状況=死んでいる」を知らせた。

どうですか?
この言葉の違いが一番よく分かるのは映画やドラマです。
特にアメリカものは、この言葉がしょっちゅう出てきます。
頭で考えるのではなく、シーンで覚えてしまいますよね。